今大会の平昌冬季五輪で日本選手の大活躍でメダルラッシュに沸く日本国内ですが、われわれにとって大変気になる事件もありました・・。 2月16日の産経ニュース報道。

(抜粋)ノロウイルス流行の平昌五輪 ついに選手も感染

平昌冬季五輪で警備スタッフら200人以上が感染したノロウイルスに、スイスのフリースタイルスキー選手2人が感染していたことが16日、明らかになった。選手の感染が報告されたのは初めて。
感染が確認されたのは、男子スロープスタイルのファビアン・ベッシュ(20)。もう一人について、スイス選手団の広報担当者は、まだ家族に知らせていないとして公表していないが、スイスメディアは、やはりスロープスタイルのエリアス・アンビュール(25)だと伝えている。
心配されるのは、感染拡大を懸念する他の国・地域の目だ。 スイス選手団の広報担当者はロイター通信に対し、「みんな大丈夫だ。最善を尽くしている。2人をチームから隔離し、彼らも回復に向かっている」と説明。2人は数日前に感染したが、下痢や嘔吐といった症状はほぼ治まり。競技にも出場できるとしている。男子スロープスタイルは18日に予定されている。  (五輪速報班)

同じく産経ニュース2月10日の報道では
(抜粋)保安検査スタッフが集団食中毒 代替要員で軍人900人投入、ノロウイルス感染か

  2月9日の平昌五輪開幕を前に、競技場周辺などの保安検査を担当していた民間業者で、ノロウイルスとみられる集団食中毒が発生。同じ宿舎に滞在していた検査業務従事者約1200人について隔離処置がとられ、業務を代行する軍人約900人が5日から投入された。韓国メディアによると、感染が疑われる職員の一部は選手村での業務に就いていたといい、被害の拡大が懸念される。 平昌五輪組織委によると、ノロウイルスへの感染が疑われるのは保安検査担当者41人。3日以降、下痢や嘔吐の症状を相次いで訴えた。 スケート競技が行われる江陵の会場では6日、軍人らが迷彩色の防寒着姿で荷物検査を行い、ものものしい雰囲気に。軍人の一人は「ノロのせいで、昨日急に呼び出されたんです」と苦笑いしていた。

弊社は、20年前の1998年の長野冬季五輪開催時に、このノロウイルスを含む食中毒対策と感染症対策として、当時の選手村の宿泊施設に数十台のクリアポパイ(現クリアレディ・プレミアムの第一号機)=手指の紫外線、赤外線による安心の殺菌・乾燥装置の導入実績を持っております。

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矢寿井感染制御研究所
高原和男