矢寿井感染制御研究所及び日本カーヴィング株式会社は、去る11月2~4日にパシフィコ横浜にて開催されました第55回全国保育研究大会に参加すると同時に関連商品を出展しましたので、ご報告します。   

今大会は『すべての人が子どもと子育てに関わりをもつ社会の実現を目指して』をテーマとし、今年3月に発生した東日本大震災では保育所に通う子どもやその家族、多くの保育所や職員が被災されたことから、今、全国の保育関係者は『安心して利用できる子どもの育ちの場の保障のための保育所保育の復興支援に取り組む』及び『全国の保育所においても災害等非常時に備えた危機管理体制の拡充』が求められていると冒頭に強い決意が語られていました。

大会は三日間開催され、初日は式典・厚労省からの行政説明・全国保育協議会会長の基調講演及び参加者交流会として船上交流会がありました。二日目には11の分科会に別れ、各々の分野に専門の助言者を交えパネリスト6名の方々による最新の研究内容が活発に発表されました。最終日には『コミュニケーションへの希望~子どもに自信と意欲を』をテーマに記念講演・次期開催地代表挨拶があり、三日間の大会を通して約1900名の登録・参加者があったようで、大盛況のもと無事に幕を閉じられました。 (添付資料1参照)

私自身が強く印象に残ったのは、最終日の記念講演で佐々木正美氏(川崎医療福祉大学/特任教授)の発表であり、多くの世界的に著名な先生方の報告をもとにして『子どもが育つ原理』を詳細報告をされましたものに、発表者の佐々木先生の今までの長年の研究成果とその真摯な態度にとても感銘を受けました。

また、展示会場が学会発表場と隣接し、弊社展示ブースを含めて多くの参加者が見学に来られていました。
保育関係者においては参考になるものですのでここに添付しておきます。

最後に、私が所属する学会は医学関係のものが多いのですが、今大会で保育関係の皆様方の熱意とその実行力に触れることのできました素晴らしい大会でありました。
(添付資料1) 第55回全国保育研究大会 抄録集より抜粋(PDF)
(添付資料2) 日本カーヴィング株式会社展示ブース写真(JPG)
(添付資料3) 第55回全国保育研究大会 協賛会社広告(PDF)