経メディカル Online 1/17より下記の情報がありましたのでご報告します。

 全国の定点当たり報告は38.54人、32都道府県が警報レベル超  2019/1/17

インフルエンザの流行が急拡大している。各都道府県がまとめている定点当たり報告数(速報値)によると、1月13日までの1週間(第2週)に全国の定点医療機関から報告があった患者数は19万527人で、定点当たり38.54人と警報レベルとされる30人を超えた(図1)。

図1 インフルエンザ流行の動向(各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告[速報値]をもとに作成)

 患者数が最も多いのは愛知県で、定点当たり75.38人だった。同県は、1999年以降の最高値(2005年8週の64.07)を更新した。これに熊本県が58.79人、岐阜県が53.94人、鹿児島県が52.34人、静岡県が52.22人、福岡県が51.87人、高知県も50.19人と続く。ここまでが50人を超えていた(図2)。また、全域で警報レベルを超えたのは、前週の4道県から32都道府県に拡大した。

前週からの増加率を見ると、宮城県が4.7倍、奈良県が4.3倍、神奈川県、和歌山県、栃木県がそれぞれ4.0倍と急増している。

図2 都道府県別に見たインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)

 

流行の主流はAH1pdm、直近5週ではAH3も目立つ
 国立感染症研究所の週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数(1月16日時点)によると、今シーズンの流行ウイルスはA/H1N1pdm2009が69.1%で主流となっている。A/H3N2が29.6%で、B型の山形系統は0.5%、ビクトリア系統が0.7%だった。

直近の5週で見ると、AH1pdm09が68.8%で主流だが、AH3が30.8%と目立ってきている。

矢寿井感染制御研究室
高原和男